【胃・大腸(直腸・結腸)同時同日検査】

【胃・大腸(直腸・結腸)同時同日検査】 ー 胃カメラ・大腸カメラ 同時同日検査 ー

これこそ正攻法、身を守る防御法です。

 消化管のがん死は多く、男女の年間死亡率で大腸がんは第2位、胃がんは第3位です。男女別では、女性で大腸がんが第1位、胃がんが第5位、男性で大腸がんが第2位、胃がんが第3位です。亡くなられた方を含む年間の消化管癌総数 (306, 326人)、罹患率では大腸がんが第1位(155, 625人)、 胃がんが第3位(124, 319人)です*。


 平素より健康長寿をなんとなく意識し、食べ物や運動、サプリなどに気遣いされておられる方は少なくありませんが、或る日、なんらの前兆や症状もないまま突然に命を脅かす「がん」で手遅れになっては元も子もありません。死亡率の高い原因は、ご自分で生命を守る適正、適切ながん対策のしかたを知り、実践している方が少ないということにつきます。胃がんも、大腸がんも、早期に見つかれば100%近く治る病気です。 それにもかかわらず、これらの消化管がんの死亡率が増え続けているのは、適切で適格な手段が分からず、高い精度の検査を定期的に受けておられないことに他なりません。消化管のがんに限らず全ての早期がんもそうですが、自覚症状に乏しく、症状が発現してからでは手遅れになる可能性が高い病気です。がん治療の基本は、早期発見、早期治療です。これこそ正攻法、身を守る防御法です。


 最近は早期発見により、一部の特殊ながんを除き、多くのがんは9割近くの高い治癒率で治ります。このため自覚症状が無く健 康と思っている時にも、年に一度は「がん」の早期発見へ向けた検査を受けることが望ましく、とても大切です。 早期に消化管のがんを発見するには高精度の内視鏡(カメラ)による検査が欠かせず、適切、最良の方法です。胃がん、大腸がんの早期発見には、先ず胃と大腸の同日検査をお受けになり、「がん」の早期発見に努められることをお勧めします。
             (参照 *全国がん罹患登録センター2019 **公益財団法人がん研究振興財団2023)

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